軽自動車はコンパクトカーとどう違う?双方の特徴を掴もう!

公開日:2022/01/01  最終更新日:2022/01/13

軽自動車とコンパクトカーは、車体が小さく、運転するときに小回りがきくなどの特徴が似ているため、どちらを購入するべきか悩んでいるという方も多いかもしれません。そこで今回は、軽自動車とコンパクトカー双方のメリットとデメリットについて、詳しく解説していきたいと思います。ぜひ、ご自分に合った車選びの参考にしてみてください。

軽自動車を選ぶメリット・デメリット

近年、トールワゴンタイプが主流となり、見た目もスタイリッシュなものが多くなってきた印象の軽自動車ですが、どのような特徴があるのでしょうか?メリット・デメリットの順で、費用や手続きについて確認していきましょう。

メリット

メリットは、税金が安い点です。軽自動車の自動車税や自動車重量税は、普通自動車に比べ安く設定されています。また車検費用が安い点も軽自動車の魅力のひとつです。一般的に、軽自動車のメンテナンス費用は、普通自動車よりも安いため、車検費用も安く済みます。

さらに、通行料金が安い点も軽自動車を選ぶメリットといえるでしょう。有料道路によっては、軽自動車の通行料金が、普通自動車よりも安く設定されています。

また、軽自動車は燃費がよいです。軽自動車は、車体が軽く排気量が少ないため燃費がよく、少ない燃料で走行できます。加えて、軽自動車は、普通自動車のように国土交通省へ登録する必要がありません。また、基本的に車庫証明も不要です。

デメリット

軽自動車のデメリットは、乗車できる人数が少ない点です。軽自動車の乗車可能人数は、4名までと少ないため、大人数での移動には適しません。

また、軽自動車は車体が軽いため、外からの衝撃に弱いといえます。また、横風の影響を受けやすいといったデメリットもあります。

ほかにも、軽自動車は、660㏄以下の排気量しかないため、速度が出しにくくなっています。高速道路の合流時や、坂道を上るときなどは、少し不便に感じるかもしれません。

コンパクトカーを選ぶメリット・デメリット

続いては、コンパクトカーのメリットとデメリットを確認していきたいと思いますが、皆さんは、コンパクトカーがどのような車かご存じでしょうか?

コンパクトカーは、その名の通り、コンパクトなサイズの車を指し、「小型の普通車」に分類されます。軽自動車よりも大きく、普通車よりも小さいと考えるとよいでしょう。

メリット

コンパクトカーのメリットは、小回りがきく点です。コンパクトカーは、軽自動車と同様、車体が小さいため、小回りがきき運転しやすいといえます。

また、コンパクトな車体に対して、エンジン性能が高く燃費がよいというメリットもあります。さらに、コンパクトカーなら、自分好みの車を選べます。各メーカーがコンパクトカーに力を入れており、販売車種が多いため、自分好みの車を選ぶことが可能です。

デメリット

コンパクトカーの車種にもよりますが、トールワゴンタイプの軽自動車に比べて天井が低いため、実際より狭く感じる場合があります。意外ですが、車種によっては、軽自動車の方が広く感じることもあるようです。

また、コンパクトカーは、シートやインパネといった内装部分の質を下げて車両本体価格を安くする傾向があり、安っぽいと感じるかもしれません。

軽自動車とコンパクトカーはどちらがおすすめ?

ここまで、軽自動車とコンパクトカーのメリットとデメリットをそれぞれみてきましたが、結局のところ、どちらを購入するのがよいのでしょうか?それぞれの車が、どのような人に向いているのかをまとめてみたいと思います。

軽自動車をおすすめする人

軽自動車は、排気量が少なく、横風の影響も受けやすいことから、高速道路の運転にはあまり適していません。反対に、車体が小さく小回りがきくので、街乗りに向いているといえます。ちょっとした買い物や通勤・通学のみに使用する人におすすめです。

また、軽自動車は、購入費や維持費をできるだけ抑えたい人に向いています。軽自動車は、車両本体価格だけでなく、税金や保険料、ガソリン代など、すべてにおいて費用を抑えられます。車にあまりお金を掛けられないという人におすすめです。ほかにも、普段は大人数で移動することがない人にも軽自動車はおすすめです。

コンパクトカーをおすすめする人

コンパクトカーは、長距離運転が多い人や、高速を使って遠出したい人におすすめです。やはり、乗り心地でいうと、軽自動車よりも普通自動車であるコンパクトカーに軍配が上がります

また軽自動車の車体は軽いため、事故時などはダメージが大きいといえます。普通車であれば耐えうる衝撃だったとしても、軽自動車だと耐えきれない場合があり、安全性を重視するのであれば、コンパクトカーがおすすめです。

ほかにも、広めの車内が欲しい人にコンパクトカーは向いています。最近の軽自動車は、天井が高いので広く感じますが、実際にはコンパクトカーのほうが幅も広く、大きい場合がほとんどです。収納スペースなども軽自動車に比べると広めのつくりになっています。

 

今回は、軽自動車とコンパクトカー双方のメリットとデメリットについて解説してきました。車体が小さく小回りがきき、燃費がよいという共通点もありますが、軽自動車には、購入・維持費が安いという大きなメリットがありました。

反対に、コンパクトカーは街乗りにも遠出にも向いていて、軽自動車に比べて車体が強いというメリットがあります。ぜひ、ご自分のライフスタイルに合った車を選ぶときの参考にしてみてください。

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