軽自動車はいつ頃購入するべき?具体的なタイミングを考えよう!
近いうちに軽自動車を購入したいと思っても、そのタイミングで購入を決定するのはお得ではないかもしれません。軽自動車は気軽に購入できるような金額ではありませんから、同じものならできる限り安く購入したいはずです。軽自動車が安くなるおすすめの時期、後悔しないためのタイミングを具体的に解説していきましょう。
軽自動車の購入におすすめなタイミング
実は、軽自動車を安く買うことができるタイミングは1つではありません。軽自動車を通常よりも安く購入できる理由が2つあり、さらに複数の安くなるタイミングというものがあります。
■軽自動車税に注目
税金がお得になるタイミングを選ぶことで、軽自動車を安く購入できます。具体的にいうと、4月2日以降の早めの時期になります。
軽自動車税は、その年の4月1日時点で軽自動車を所有している場合に納める必要がありますが、年度の途中で購入するならその年は無税となり支払う必要がありません。仮に4月1日に軽自動車を購入したら課税対象になりますが、4月2日以降に購入すれば、課税対象ではないので翌年最初の軽自動車税を支払うことになります。
ですから、3月~4月の間で軽自動車の購入を考えているのなら、可能であれば4月2日以降にする方が、お得だといえるでしょう。
■値引き率が大きくなる時期を狙う
もうひとつの安く購入できる理由は、値引き率が大きくなりやすいタイミングを選ぶこと、具体的には次のような時期です。
・自動車業界の決算時期
自動車業界の決算時期を狙いましょう。どの業界でも決算の前にはセールを行い、商品の値下げが行われるものですが、自動車業界でも決算期の3月や決算期直前の2月頃に大きく値が下げられます。
これは販売台数を増やし目標達成を目指すためのサービスで、自動車業界の場合は3月以外でも9月も期末になり、軽自動車もお得に購入できますが、高い割引率にこだわるなら年度終わりの3月が狙い目です。
・ボーナスシーズン
夏と冬のボーナスが出る時期、7月と12月も自動車販売店では値引きやお得なキャンペーンを行うことが多いです。
・モデルチェンジする前
車をモデルチェンジすることで、その前のモデルが売れにくくなるため、値引き率も高くなる傾向があります。販売店では旧モデルを早めに売り切ってしまいたいという意図があるのですが、もし新しいモデルにこだわらないというのであれば、このタイミングでの購入がおすすめになります。
軽自動車を購入するまでの大まかな流れ
軽自動車を購入するまでの、流れについて説明します。
1.予算を決定する
お金の余裕がある人なら、販売店に行って欲しい車をすぐに選んでもよいのですが、なかなかそういう人ばかりではないでしょう。金額が大きいこともあり、ローンを組んで購入する人がほとんどだと思いますが、そのローンの返済額も考慮して生活に支障がないような予算を組むようにします。
2.車を選ぶ
予算内で購入可能な車を選びます。どうしても欲しかった車があり、予算に見合うものがある以外なら、使用の用途や車に乗る頻度を考慮して適した車を選ぶようにしましょう。
3.実際に車を確認する
ネットやカタログだけで車を選ぼうとすると、実物を見たらイメージが違っていたということはよくあります。購入する車が決まった、あるいはいくつか候補がある場合も、実際に販売店まで出向いて現物を確認するようにしましょう。その際は、見るだけでなく試乗することもおすすめします。
4.見積りの依頼
購入したい車を確認、試乗もしてみて購入することを決めたら、見積りを依頼しましょう。見積りにより、車両本体の価格、法定費用、その他手数料などの合計金額が分かります。見積りをもらい、不明な点があったらそのままにせず、ちゃんと納得できるまで説明を受けるようにしてください。
5.契約
見積りを確認し納得できたらいよいよ契約です。販売店が用意した契約書にしっかり目を通し、金額や内容について細かくチェックしてください。契約時には住民票などの書類が必要になりますが、あらかじめ用意しておくと手続きがスムーズになります。契約の前に、販売店に必要な書類について聞いておくことをおすすめします。
6.支払の手続き
支払いは現金、ローン、クレジットカードがありますが、ローンを場合は月々の支払いやボーナス払いが経済状況に合うように、無理のない範囲になるようにしましょう。
7.納車
契約・支払い手続きが済んだからといって、その場で受け取れるわけではありません。新車の場合なら、納車までは1~2か月程度かかることが多いです。納車されたら車両をチェックし、気になる点や問題があった場合はその場で伝えるようにしましょう。
軽自動車を購入する際に必要になるもの
軽自動車を購入する際に、必要なるものについて説明します。
1.住民票
現住所を証明するために住民票が必要になりますが、発行から3か月以内のものでなければなりません。以前もらった住民票が手元にあっても、発行から3か月以上過ぎたものは使用できませんから注意してください。発行は居住地の市区町村役場で行います。
2.車庫証明書
車庫証明は軽自動車の場合申請の必要がないとされていますが、都市部などの一部地域では必要になる場合があります。
3.自賠責保険証
自賠責保は、車を所有する人に加入が義務付けられています。この保険証は保険会社に申請することで発行してもらえますが、手続きは販売店が代行してくれるが一般的です。
4.自動車検査証
軽自動車検協会から交付される検査証ですが、こちらの書類も販売店が用意してくれます。
5.委任状
販売店が本人に代わって手続きを行う際に必要な書類です。書類は販売店で用意してくれます。
6.認印
実印や印鑑証明は必要なく、認印で大丈夫です。
軽自動車は、お得に購入できるタイミングを逃さないようにしましょう。気に入った車があったからとすぐに購入を決めるのではなく、あらかじめ予算を決めて無理のない範囲で支払うことが可能か、しっかり考えてから決定します。契約する際には必要な書類や持ち物がありますから、スムーズな手続きのためにも事前にちゃんと用意しておいてください。