軽自動車を購入するメリット・デメリットについて知っておこう!

公開日:2022/01/15  最終更新日:2022/01/13

自家用車の購入を検討する際、軽自動車と普通自動車どちらを買おうかと悩む方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、軽自動車に焦点を当てて、軽自動車がどういった車なのかを解説していきたいと思います。また、軽自動車を購入するメリットとデメリットも具体的に紹介していきますので、車選びの参考にしてみてください。

軽自動車とはどのような車?

最近の軽自動車は、トールワゴンタイプが主流となっていて、ボディが大きく見えるものも多いですが、以下の規格が決められています。また、黄色のナンバープレートを装着しているので、普通自動車と見分けることは簡単です。

・ボディの全長:3.4メートル以下

・幅:1.48メートル以下

・高さ:2.0メートル以下

・排気量:660cc以下

・乗車可能人数:4人以下(12歳未満の子どもは、3人で大人2人と換算)

軽自動車のバリエーション

一昔前の軽自動車というと、ハッチバックセダンのようなものしかありませんでしたが、近年、バリエーションが増え、軽自動車人気が高まっています。主流のトールワゴンをはじめ、ワンボックスやSUVなど、さまざまなタイプから選ぶことが可能です。

また、外装デザインだけでなく、広々とした車内空間やスライドドアなど、機能面で進化している点も人気の理由となっています。

軽自動車の新車価格

軽自動車の車両本体価格は、車種やグレードのよってさまざまです。安いものであれば100万円以下のものもありますが、高性能でグレードの高いものや、オプションをたくさん付けたものになると、200万円以上するものもあるようです。

軽自動車の中古価格

軽自動車は人気が高いため、中古車だからといって大幅に安くなっていないことも多く、新車価格とそれほど変わらない場合も少なくありません。ただし、車の状態や年式、走行距離などによって価格が変わってくるため、新車に比べると相場に大きな開きがあります。

軽自動車税

軽自動車税は、一律で1800円です。41日時点で軽自動車を所有している場合に課され、4月~3月までの1年分をまとめて納付します。

軽自動車を購入するメリット

ここからは、軽自動車を選ぶメリットについて、具体的に解説していきます。費用や手続きの面など、1つずつ確認していきましょう。

税金が安い

軽自動車の自動車税は、普通自動車よりも安く設定されているため、維持費を抑えることができます。また、車の重さによって納付額が決まる自動車重量税も、軽自動車の場合は一律で、普通自動車に比べて安くなっています。

車検費用が安い

一般的に、軽自動車の車検費用は、普通自動車に比べて安いといわれています。それは、軽自動車のメンテナンスに必要な資材の量が少ないことや、交換しなくてはいけないパーツの価格がそもそも安いということが関係しているようです。

ただし、メンテナンスの内容や車検を受ける場所によっても車検費用は変わってくるため、必ずしも普通自動車の車検より安くなるとは限りません。

有料道路の通行料金が安い

普通自動車よりも、軽自動車の利用料金を安く設定している有料道路が多くあります。軽自動車は車両が軽いため、道路を傷めにくいということから、このような配慮がされているようです。

燃料がわずかですむ

軽自動車は、排気量が少なく車体も軽いため、普通自動車と比べて燃費のよい車が多いです。結果、同じ距離を走行しても、少ない燃料ですむため、燃料代の節約になります。

小回りがきく

軽自動車は、車体が小さいため小回りがききます。細い道も通りやすく、狭い駐車場でも駐車しやすいので、あまり運転に自信のない人にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

車両登録の際の手続き(車庫証明等)が不要

軽自動車は普通自動車のように、国土交通省へ登録する必要がありません。軽自動車の場合は、軽自動車審査会に書類を提出するだけでよいので、購入の際の手続きが簡単です。また、地域にもよりますが、基本的に軽自動車は車庫証明取得も不要です。

軽自動車を購入するデメリット

軽自動車を持つメリットをみてきたところで、ここからはデメリットについてもご説明していきたいと思います。

乗車可能人数が少ない

軽自動車の乗車可能人数は4名までと法で定められています。そのため、大家族や大人数で出かけることの多い人には、不向きといえるでしょう。

安全性に不安がある

軽自動車の車体は軽いので、事故にあったときなどは、車体へのダメージが大きいといえます。そのため、普通車であれば耐えうる衝撃であっても、軽自動車だと大きく破損してしまう可能性が高く、安全に不安があることは否定できません。

また、横風の影響を受けやすいといったデメリットもあるので、軽自動車の運転は細心の注意を払う必要があります。

排気量が小さく速度が出ない

前述した通り、軽自動車の排気量は660㏄以下と決められているため、速度が出しにくく、とくに坂道などでは、アクセルを大きく踏み込んでも上りにくくなっています。

 

今回は、軽自動車を持つメリットとデメリットをそれぞれ解説してきました。購入・維持費を安く抑えられ、小回りがきいて運転しやすいというメリットに対し、デメリットは、乗車できる人数が少なく、安全性に不安があるということです。

こういった点から考えると、軽自動車は、単身者やちょっとした移動に使用するセカンドカーを持ちたい人、また、あまり運転が得意でない人に向いているといえるかもしれません。

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